・・希望の存在・・🤩😍


・・・昔はこ~いうのを「旅芸人」?っと言ってたかな?芝居と歌と踊り、それに音響から照明から全部一座の人間がやるわけだから、5~6人ではできないし、それなりの人数がいる。それを全部まとめて全国の温泉街や小さなミニ劇場?みたいなところを回って興行するわけだから、好きじゃなきゃ~できない世界。そんな中での希望の光として突出したのがこの梅沢劇団だったかな?やっぱり誰かスターが出てくれないと、なかなか次のステップアップは難しい世界だから、梅沢劇団は福音としての存在だったように思える。
 なにか昔、週刊誌かなにかでお札を傘に吊るして客席を廻ってる写真をみたことがある。😁😁やがて大きな劇場でも公演できるようになったのだから、大したものだよね。狭い楽屋での寝泊まり、苦楽を共にした実兄を失うことは心中察するに余りある。
 昔、ちょっと電車に乗っていけば、こ~いうのが見れるところがあったのでいくつか見た。おそらくすべてが我流の仕上げだから、粗さもあるのだが、そこは笑いをとったりのライブならでは丁々発止。楽しめた。🤩😍
 中高年のアイドル=綾小路キミマロも、間繋ぎピン芸人の世界を数段上げた希望の光的存在だ。かれが脚光浴びる少し前に、友人が「面白かった」と言ってCDを貸してくれた。
笑ったよ。なにより彼の「声質」の素晴らしさが際立った。よく通る声なんだね。カツゼツも申し分ない。話の導入部分も見事。「これは売れる!」っと思ったものだ。
 観光バスが一時停車するSAで、自作のカセットを「流してください」っと無料配布してたそうだが、断られることも多かったとか。そのうち評判になって、キミマロの自宅にまで「カセットください」のハガキや手紙がワサっと来るようになったとか。マネージャーも誰もいなくて、カセットの録音から編集まですべてを一人でやった彼は、売れたことを大いに自慢しても許されると思う。今日も全国のどこかで、司会をしたり、ショーの合間に喋ったりしてる芸人の希望の存在だね。
 森進一の司会をやってたようだが、ある時から「時間を短くしてほしい」っと言われ、「潮時だな」っと思って引いたとか。時間短縮は出番を少なくされることだから、自分より受けがいいと面白くないのだろう。いろんな歌手の司会をやってたようだが、中でも演歌歌手の伍代夏子、この出会いがすごくよかったようで、伍代が「キミちゃん、好きなようにやっていいわよ」っとキミマロを自由にさせたとか。これが爆発を一気に加速させたようなもの。「出会い」は本当に大切だと思わせる。キミマロは今でも伍代に感謝してるそうだ。
 作家の五木寛之も、知名度が無い頃に書かせてくれた街のタウン雑誌や地域の新聞とか、そ~いうところは頼まれると今も可能な限り書くそうだ。出来る限り人には良くしておくものだ。「善因善果」、いいカルマとなって必ず返ってきますよと、仏教講師の菊谷氏が語っている。