断捨離・・・から思うこと・・② 2018/05/10 15:26

・・・膨大?っとは言わないが、それなりの量のビデオテープ(と書籍)を片付けながら思った事は、「あ~いつでも見れるものはいつでも見ないんだな~」っという事だった。
同時に、人間(個人)にとって貴重なものとは何か?をしっかり問う事にもなった。
欲しいと思って買ったもの、残したいと思って録画したもの、実はこれらは買ったその時から、録画したその時から、大事な物から記憶の物品になり、記憶の経過はありふれた物へシフトし、終わっているのだ。
目の前にあるCDや書籍やテープもそうだが、人の「思い」も形は見えないが、記憶から遠ざかり、呼び出されるのを待っている旬を過ぎた「花魁」になる。
そう、大切な物など実はなにも無い!・・・それをハッキリ意識した精か、CDもDVDも業務用の製造マシンを買ったのに、それでコピー、あるいは造る事はただの一枚もなかった。3000本で悟った。
たまに知人の家を訪問すると、物凄い量のレコードやCDを拝見する事がある。
あ~自分と同じような情熱を傾けたんだな~と、終わった自分と続いてる知人と、どちらがいい悪いではなく、不思議なヤジロベーに乗ってる気がした。
散歩がてら本屋に入ると、いや、本屋に向かって散歩するのだが、手ぶらで出た事がない。あれこれ周ってるうちに必ず何かを買ってしまうのだ。車だの高級時計だの、なんのステイタスへの趣味もない自分が、ただひたすら買い続けたもの、それは書物だった、、、っが、それも近頃滅多に買わなくなった。知識を詰め込む必用性も、改まって絶対に必用な知識欲も無いからである。っと言っても自分の狭くて小さな知の世界は百も承知の事だが。そのドスン!っと座った承知さんの正体は「今で文句あるか?」っである。